今週のお題 姿を消した遊具たち
今週のお題「好きな公園」。
私が子供の頃好きだった近所のなんてことない公園には、ビッシリと遊具が詰め込まれていた。
空に浮いてるみたいに高い位置にある雲梯とか、箱型ブランコ、回転ジャングルジム、シーソーなどなど。
特に箱型ブランコは「ガッタン」と呼ばれ、奪い合うように皆で乗って遊んでた。
今じゃ考えられないかもしれないけど、学校にあった回転遊具も、休み時間になると取り合いになるくらい人気があったなぁ。
今ではその公園にあるのは鉄棒だけ。
事故が多発するようになって、片っ端から撤去されてしまった。確かに子供心にも「危ないなぁ」と思ってた。周囲で何回か怪我した子もいたし、あの昭和な遊具たちが姿を消したのも仕方ないのかもしれない。
でも子供の頃を思い出すとき、青空の中に鮮やかな色をした遊具が必ず思い浮かぶ。怖くてできなかった遊具ができるようになったときの喜びや、笑い声が響き渡るあの公園でのひとときは、今でも心の奥の思い出の風景のひとつだ。
ただの広場になってしまった地元の公園を見る度に、消え去った遊具と消えない思い出が重なり合って、なんとも言えない郷愁にかられたりする。
でも私にとって「好きな公園」であることに変わりはないのだ。これから先もずっと。
ちなみに、子供が小さい頃よく連れて行ったのは「ふなばしアンデルセン公園」。
どの季節に行っても楽しくて、親も子供も思いっきり遊べるし、自然もいっぱいあるしアスレチックもあるし、夏には水遊びもできるし、雨の日もワークショップもあるし、安全な遊具しかない最高の公園。
アンデルセン公園は、世界最大級の旅行口コミサイト「トリップアドバイザー」の「日本の人気テーマパーク」で、4位のUSJをおさえ、東京ディズニーランド&シーに次ぐ堂々の3位になった。すごい!特に乗り物とかがあるわけでもないのに。でも本当に魅力的な場所なので、ぜひとも足を運んでみてほしい。
ちなみに日差しの強い季節には、小さなテントや日差しよけグッズを持っていくことをオススメする。一日遊ぶとなると、涼しくて休める場所が必須なので!
子供が小学生の頃までは、何度連れていっても大喜びした。今ではあまり行くこともなくなったけど本当にお世話になった場所。
またいつか、遊びに行ってみたいな。また違う風景が見れるかもしれない。